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インテル® AMTの初期設定を確実に、簡単に
Mogul Technologies の「AMT Configurator」は、インテル® vPro® プラットフォームの基幹技術であるインテル® Active Management Technology(インテル® AMT)の初期設定作業を効率的に行うためのソフトウェアです。従来の作業で必要であった BIOS レベルでのパスワード入力やネットワーク情報の入力が不要で、ミスなく効率的に設定作業を行うことが可能です。
一度に「管理者パスワード」「ネットワーク設定」「電源モード」を設定することができます。LAN に接続している PC であれば、AMT Configurator は OS のネットワーク設定をそのままインテル® AMT にも反映します。面倒な入力作業を最低限に抑え、煩雑な設定作業を確実に、効率的に完了できます。LAN に接続していない場合でも、GUI画面で簡単にインテル® AMT に必要な設定を行うことができます。
なぜ Mogul AMT Configurator なのでしょうか
インテル® AMT を使って管理ソフトウェアから管理を行うには、このMEに対して様々な設定を行いインテル® AMT の機能を有効化する必要があります。プロビジョニング(初期設定)と呼ばれるこの作業ですが、通常は拡張 BIOS に入って1つ1つの項目を入力しなければならないため、下記のような問題に遭遇します。
- 設定画面である MEBx(ME Bios extension : ME 拡張 BIOS)に入るのが難しい
- MEBx に入るためのホットキー(Ctrl + P)を押すタイミングは機種によって違いがあり、戸惑っているとすぐに OS のブートシーケンスに移ってしまう
- インテル® vPro® プラットフォーム対応 PC であっても、機種によっては BIOS のデフォルト設定で MEBx が無効になっている場合がある
- ME やインテル® AMT の設定メニューが深い階層構造になっていて複雑である
- 通常変更を必要としない設定のメニューも表示されてしまっている
- インテル® AMT のバージョンによってメニューの内容や表現が異なる
- 拡張 BIOS では各国語キーボードのキーマッピングが反映されていない
- 拡張BIOSの段階では各国語キーボードのキー配列が反映されず、常に英語キーボードのレイアウトで認識されるため、「記号」の位置が英語キーボードと異なる日本語キーボードでは入力の間違いが生じやすい
- インテル® AMTのパスワードは英字、記号、数字を組み合わせた「ストロング・パスワード」であることが必須で、パスワードを 「P@ssw0rd」 と設定したつもりが 「P[ssw0rd」 と設定されてしまい、全く操作できなくなってしまった
このような問題を回避し、効率的で確実なプロビジョニング作業を実施するために Mogul AMT Configurator は生まれました。
本ツールを USB メモリーに保存し、幾つかの簡単な手順を経るだけで、MEBx での煩雑な作業を行うことなく、インテル® AMT のプロビジョニング作業を完了する事が可能です。さらに通常は2段階で設定を行う必要のある無線 LAN アクセスポイントの設定にも対応しており、Wi-Fi 環境でもリモートから電源をコントロールできるインテル® vPro® プラットフォームの強力な機能を利用したいお客様にも簡単にご活用いただけます。
評価版は PC 5 台までの設定が可能、バージョンアップ版もご用意しました
Mogul AMT Configurator 評価版では 5 台までの設定が可能です。それ以上の台数で、また無線 LAN の設定機能をご利用になる場合は製品版をご利用ください。
また、インテル® AMT のバージョンは搭載されている CPU の世代によって遷移するため、最新の AMT には最新の Mogul AMT Configurator をご使用ください。NEC キャピタルソリューション様より販売されていた PIT-Configurator for AMT を含め、従来バージョンの製品版をご利用中のお客様向けにバージョンアップ版もご用意しています。
AMT Configurator バージョン 5.0 の動作環境
- インテル® vPro® プラットフォーム対応 PC(インテル® AMT リリース 6.1以降、14.xまで)
さらに以下の条件を満たす事が必要です。- OS : Windows 8.1 / 10 (32bit/64bit)
- ネットワークやホスト名/ドメイン名の設定が完了していること
- .NET Framework 4.6.2以降がインストールされていること
- インテル® AMT関連のドライバー一式(MEIドライバー, LMS/UNSサービス)がインストールされていること
※ インテル® AMTのバージョンによってサポートされるWindowsのバージョンが別途規定されています。本製品のサポートもそちらの規定に準じます。
- USBメモリー
- 容量が2GB以下のもの(FATでフォーマットするため4GB未満の物を推奨)
- リムーバブルディスクとして認識されるもの
- FAT/FAT32でフォーマット済みのもの(NTFSでは利用不可)
※ 一部のインテル® vPro® プラットフォーム対応PCでは、FAT32でフォーマットされたUSBメモリーでも動作する場合があります。この場合、2GBより大きな容量を持つUSBメモリーを使用することが可能です。ただし、すべての機種で動作するとは限りませんので、事前に動作確認を行って下さい。